仮想通貨を売買するためには取引所に登録する必要があります。
登録するだけなら無料ですが、実際に取引をはじめるとあれやこれやと色々かかってくるのが手数料。
こんなにお金がかかるなんて聞いてない!
と、ならないためにも
仮想通貨の取引を始める前に、手数料についての知識を深めておく必要があります。
そこで今回は、仮想通貨取引所の利用でかかる手数料にはどんなものがあるのか、
国内で手数料が安い取引所がどこなのか、詳しく紹介していきます。
- 仮想通貨取引にかかる手数料の種類がわかる!
- 手数料を比較する時のポイントがわかる!
- 手数料が安い国内の取引所がわかる!
ビットコイン/仮想通貨は手数料がかかる
仮想通貨の取引は、取引所で行います。
取引所は企業ですので、単純に仮想通貨を売買するだけではなく、売買手数料を設けることによって収益を得ています。
さらに、この手数料は取引所ごとに設定されているため、金額が異なります。
また、手数料とは別にスプレッドものも存在します。
これは、通貨の売値と買値の差ですが、これも手数料に含めて考える場合があります。
しかし本来、「スプレッド=手数料」という考え方は少しちがいます。
特に本記事で触れる手数料には、スプレッドが含まれないことに注意して読んでいってください!
仮想通貨取引所で払う手数料の種類
取引所で扱われる手数料には、主に4つの種類があります。
国内の仮想通貨取引所はいくつかありますが、みなさん最初はどこの取引所を利用するか迷いますよね。
色々調べてみるけど、良い口コミもあれば悪い口コミもあるし、一体何を基準に選べばいいのかわからない!
そんな時に見るポイントの一つとして、4つの手数料があります!
仮想通貨で資産を増やしたいのに、手数料が高くてせっかくの収益が減ってしまう!なんてことが起こらないように、まずは4つの手数料についてしっかり学んでいきましょう。
1.仮想通貨の入出金手数料
取引所内で、仮想通貨を使って入出金するときにかかる手数料です。
一番多い例が、ビットコインを使ってアルトコインを買う、またその逆パターンです。
これは、仮想通貨をはじめたばかりの人はあまり関係ないですが、ある程度取引を進めていくと考えなければならなくなるところです。
特に、ビットコインを増やすために様々な取引を展開している、あるいはしたいと考えている場合は、仮想通貨の入出金手数料をよく確認するようにしましょう。
2.法定通貨の入出金手数料
法定通貨とは、簡単に言うと「円」のことです。
最初に仮想通貨を買うとき、円を使いますよね。
手持ちの円を取引所の口座に入金して通貨を買う時に発生するのが、法定通貨の入金手数料です。
さらに、仮想通貨で収益を得て円として出金する場合に発生するのが、法定通貨の出金手数料です。
取引所の中には、法定通貨の入出金手数料を無料に設定しているところもあります。
しかし注意しなければならないのは、銀行への振込手数料が発生する場合です。
例えば、提携の銀行への入出金手数料は無料だけど、それ以外のところは手数料がかかるよ、というように設定されている場合があります。
この場合は、取引所への手数料はかかりませんが、銀行への手数料はかかるので確認しておきましょう。
どこに支払おうと、ユーザーにとっては手数料にちがいありません。
3.現物の仮想通貨を取引する手数料
仮想通貨の通常の取引は、現物取引と呼ばれます。これと別に、先物取引というものもあります。
現物取引は、たった今の通貨の価格で売買する方法で、一番簡単な取引方法だと言われています。
価格が下がっている時に売れば損失になり、上がっている時に売れば収益になるという非常にわかりやすい図式です。
現物取引の時に発生する手数料には2種類あります。
- Maker(メイカー)…指値注文で取引した時に発生する手数料
- Taker(テイカー)…成功注文などでその場ですぐに取引が成立した時に発生する手数料
4.レバレッジ取引を行う際の手数料
仮想通貨の取引では、現物・先物取引の他にレバレッジ取引というものがあります。
レバレッジ取引は、証拠金で決まっている金額を預けることで、証拠金を何倍かにして取引することができる方法です。
例えば、証拠金10万円で4倍のレバレッジをかけると、40万円分の取引ができるようになります。
実際に10万円しかなくても、40万円を運用することができてしまうわけです。
一方現物取引は、10万円しか持っていないなら10万円分の運用しかできません。
レバレッジ取引では、レバレッジ手数料といって注文を開始してから決済するまで、毎日加算されていく特別な手数料が発生します。
さらに、他にも建玉手数料・ロスカット手数料・スプレッドが発生するため、現物取引よりも手数料がたくさんかかるイメージを持っておきましょう。
FXに慣れた人におすすめの取引なので、初心者はまず現物取引で仮想通貨に慣れていくのが無難です。
ビットコイン/仮想通貨の手数料を比較するポイント
「手数料無料」と記載して、それを売りにしている取引所はたくさんあります。
しかし実際には、「原則は無料だけどこの部分は手数料がかかります!」と注意書きがある場合がほとんどです。
「手数料無料」と言われると非常に魅力的ですが、実際に利用してみたら色々と手数料がかかってしまうパターンも多いです。
そうならないために取引所ごとに手数料を比較していくべきですが、その時に押さえておきたいポイントが3つあります!
ポイント①取引所と提携している銀行
入金手数料の他に銀行振込手数料があります。
入金手数料は無料だけど、銀行振込手数料がかかるよ!という場合もありますが、
入金手数料はいくらかかかるけど、提携の銀行なら入金手数料も振込無料だよ!という場合もあります。
まずは、自分の利用している銀行と提携しているかどうかをチェックすることをおすすめします。
自分の利用している銀行が提携していない場合は、新たに口座を作成するのも一つの手です。
その場合は、いくつかの取引所で提携として扱われている共通の銀行で口座開設すると、複数の取引所を利用したり乗り換えたりする時に楽になるのでおすすめです。
ポイント②仮想通貨の取引で払うスプレッド
本記事では、手数料とスプレッドを別物として取り扱っていますが、手数料とは他にスプレッドも一つの項目として見ておくと良いです。
手数料はほとんどかからない!という業者は、基本的にスプレッドで収益を上げています。
ですから、スプレッドが広く設定されている場合が多いのです。
スプレッドは常に一定ではなく、相場やタイミングによって変動するのも大きなポイントです。
「それなら、手数料が無料でも意味がないのでは?」と思う人もいるでしょう。
スプレッドがかかるのは、主に販売所形式の取引の場合です。
取引所形式の場合はスプレッドがないか、かなり狭い幅で設定されているので、手数料が安い方がお得に取引することができます。
スプレッドにお金を掛けたくないという場合は、取引所形式で取引できるかどうかをチェックしておくことをおすすめします。
ポイント③購入したい仮想通貨の取引手数料
実は、通貨によって取引手数料が異なる場合があります。
売買したい通貨が決まっている人は、通貨の取引手数料を比較することで利用すべき取引所を見定めることができます。
中にはビットコインの取引手数料が無料!というところもあるので、ビットコインの取引をメインに考えている人は絶対に比較しておきたいポイントです。
ビットコイン/仮想通貨の手数料が安い取引所ランキング
今回は、手数料が安い取引所ランキングということで、手数料を比較していきます!
スプレッドは含まれませんので、ご注意ください。
実際に各業者を利用しているユーザーの口コミは、手数料に限らずサポートや使用感について言及されているものとなっていますが、こちらは取引所を選ぶ際の参考材料としていただければ幸いです!
それでは、見ていきましょう。
【第一位】コインチェック
口座開設手数料 | 無料 | |
販売所手数料 | 無料(手数料相当額:0.1〜5.0%)
※スプレッドが発生します。 |
|
取引所手数料 | Maker:0.000% Taker:0.000% | |
レバレッジ取引手数料 | 2020年3月でレバレッジ取引を終了 | |
入出金手数料 | 銀行振込(日本円) | 無料(振込手数料は別途負担あり) |
コンビニ入金 | ・3万円未満:770円
・3万円以上30万円以下:1018円 |
|
クイック入金 | ・3万円未満:770円
・3万円以上30万円以下:1018円 ・入金額×0.11%+495円 |
|
日本円出金 | 407円 | |
仮想通貨入金手数料 | 無料 ※送金はコインによって手数料が変わります。 |
コインチェックの良い口コミ
クチコミランキング 46才男性自営業
コインチェックの良いネット上の口コミ
なんだかんだでコインチェックが一番使いやすい。
— 道端イエロー (@jPqXepTU90FCPhz) May 6, 2021
コインチェックの悪い口コミ
みん評 changelife@さん
いざ買うとスプレッドが半端なく高く、取引所もビットコイン以外、メジャー通貨の取り扱いはない。
コインチェックで安いときにアルトコインを購入しておき、取引所の扱い硬貨が多い他社を開設し、ビット、コインチェックしか扱いのない硬貨以外は移しました。
送金手数料はそこまで高くなかった。
貸し暗号通貨は登録して半月後にビットコインが貸出中になったがほかはまだ申請中のまんま。
コインチェックの悪いネット上の口コミ
コインチェックのカスタマーサポート悪過ぎる。僕らはこんなサービスにならないようにしよう。結局電話の対応の部署は今の段階ではあったが良いということですね。
— Masaya Yoshizawa (@masayayoshizawa) June 11, 2021
【第二位】DMM Bitcoin
口座開設手数料 | 無料 | |
販売所手数料 | 無料
※スプレッドが発生します。 |
|
取引所手数料 | 取扱いなし | |
レバレッジ取引手数料 | 原則無料
ポジション金額の0.04% / 日の レバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 |
|
入出金手数料 | 銀行振込(日本円) | 無料(振込手数料は別途負担あり) |
コンビニ入金 | なし | |
クイック入金 | 無料 | |
日本円出金 | 無料 | |
仮想通貨入金手数料 | 無料 |
※BitMatch取引手数料が別途かかります。
DMM Bitcoinの良い口コミ
クチコミランキング 41才男性広告代理店
DMM Bitcoinの良いネット上の口コミ
DMMBitcoinのセキュリティで生体認証ってのがあるけど、これ凄いね
セキュリティは強いに越したことはないからもし2段階承認してない人がいたら今スグしよう
絶対しないとダメだよ
忘れた頃にやってくるハッキングマン#セキュリティ— リンカイ塾@副業、トレード、投資 (@4wOuM9vY7bKnJRP) February 28, 2019
DMM Bitcoinの悪い口コミ
みん評 ritsdiverさん
審査完了後の認証コードの郵送物が届かないので問い合わせたが、対応は最悪。
LINEの有人カスタマーサポートに問い合わせて、案内された問い合わせフォームは返信無し。そのことを伝えるため、再びLINEのカスタマーサポートに戻って尋ねると、まさかの既読スルー。
大事な資金を預けた後、
トラブル時に都合が悪いとこのような対応になると思うとゾッとした
GMOコインなど、他の取引所でも同様の機能やサービスを備えているので、まず安心できる会社かどうかをよく比較検討して決めた方がよいと思い知らされた
少なくとも私には
こんな企業の取引所に何十万、何百万の資金を預けるのは恐ろしい。無理。。
DMM Bitcoinの悪いネット上の口コミ
DMMビットコインってメンテナンスし過ぎじゃない?
fxでこんなにメンテナンスばっかりやってる会社知らないんだけど。
仮想通貨で常識なら仕方ないけど— otokizuyura (@otokizuyura) May 31, 2021
【第三位】GMOコイン
口座開設手数料 | 無料 | |
販売所手数料 | 無料
※スプレッドが発生します。 |
|
取引所手数料 | Maker:0.01% Taker:0.05% | |
レバレッジ取引手数料 | 原則無料
ロスカット手数料:ロスカット注文が発動された場合、対象建玉の「建玉レート × 建玉数量 × 0.5%」の手数料が発生 レバレッジ手数料:日本時間朝6:00をまたいで建玉を保有した場合、当取引日の終値から計算した評価金額に対し、建玉ごとに0.04%/日の手数料が発生 |
|
入出金手数料 | 銀行振込(日本円) | 無料(振込手数料は別途負担あり) |
コンビニ入金 | なし | |
クイック入金 | 無料(提携のみ) | |
日本円出金 | 無料 | |
仮想通貨入金手数料 | 無料 |
※銘柄によって送付手数料がかかる通貨あり。
GMOコインの良い口コミ
MINKABU 50代男性
GMOコインの良いネット上の口コミ
GMOコインは最低取引単位が0.0001BTCなので、ワンコインから投資可能です。最近自分が推してるポルカドット($DOT)も買えるようになったし、GMOコイン良いです。 https://t.co/SYJFUOuZNL
— レビュ男@つかったもの全部レビュー (@iamreviewman) May 29, 2021
GMOコインの悪い口コミ
MINKABU 30代女性
GMOコインの悪いネット上の口コミ
今迄GMOコインでやってたけどやっぱりbybitが使いやすい。GMOコインは指し値できないからダメだ。#bybit #ビットコイン #ビットコイントレーダー #イーサリアム #仮想通貨 #暗号通貨 #トレーダー #BTCUSD #BITCOIN #投資家 #金持ち #超金持ち #お金大好き
— イーサン@ビットコイントレーダー (@rafa2020977) June 5, 2021
まとめ
取引所の中でかかる手数料は、業者によって変わります。
今回のランキングだけでも、かなりちがいがあることがわかりましたね。
ユーザーがメインに取引したい通貨や、取引形態によってもかかる手数料は変わります。
自分がどの通貨をどういう形態で取引するのかを明確化してから取引所を選ぶのが、
一番手数料を安く抑えることができる近道になります。
また、取引所を利用していく中で、振込の方法によって手数料分を損してしまう場合があります。
なるべく入出金にかかる手数料を抑えることができる銀行を利用するのがおすすめです!